トッピーブログ

ごはん万流!発酵食品の魅力をお届けします

ヨーグルトメーカーで作る塩レモン麹

爽やかで香り高くまろやかな塩レモン麹

レモンの爽やかな香りと、さっぱりとした味で夏の季節に良く合います。

食欲がなくてもこれを使えば食欲もグンと湧いてきます。

果汁と果肉を絞って後から入れることで爽やかに香り高くなります。

保存しやすいように塩麹と同じ塩分濃度13%程で作りました。



※注意点として、ヨーグルトメーカーで60℃で作ると団子状になることがあるので、白いわたの部分は使わず皮のみを使用します。白いわたの部分にはペクチン多くが含まれていて、それが団子状になる原因と思われます。

 

 
レシピ:炭酸水で簡単塩レモン麹スカッシュ
 塩レモン麹・・大さじ2
 ハチミツ・・・大さじ1
 炭酸水・・・・100cc
 氷・・・・・・適宜
塩レモン麹で熱中症対策
 

 

◆材料  ・レモン   2個
 ・果汁と果肉 80ccくらい
 ・米麹    100g(乾燥麹)
 ・塩      45g
 ・水      120cc

レモンの皮を使用しますので、レモンは防腐剤(ワックス)を使用していない国産レモンをお勧めします。下記にレモンの洗い方もご紹介します。

国産レモンの旬:10月から5月。広島や瀬戸内海中心に作られています。
米麹・・・保存期間の長さ、購入しやすさから乾燥麹を使います
塩・・・粗塩、天日塩などミネラル豊富な塩を使ってください。甘み、コク、旨みが増します
水・・・ミネラルウォーター軟水、ろ過機を使った浄水を使ってください。アルカリ水は×、麹が発酵しにくくなります
◆道具  ・レモン搾り器
 ・ヨーグルトメーカー
 ・混ぜるのに使う大きめのボウル
 ・混ぜる用のスプーンやへら
 ・密閉できる保存容器(タッパーなど)
 カビを防ぐためにも、保管するタッパーや混ぜるスプーンは雑菌が付かないよう、清潔なものを使用してください。
 (ガラス、プラスチック、ホーローOK.金属製の容器は塩分で錆る可能性があるので×)
 
 
◆手順

(1)乾燥麹を手でほぐして塩とよく混ぜます。混ざったら更に水を加えて混ぜます。

手荒れの心配がある人はしゃもじを使って混ぜてください。

(2)よく混ぜた麹と塩と水をヨーグルトメーカーに入る容器に入れる。(蓋は軽く閉めて)

(3)容器をヨーグルトメーカーに入れて、軽く蓋をして60℃、8時間に設定して保温してください。

(4)1~2時間で麹が液体を吸って麹の粒が表面に出ていたら、60℃に調整したお湯を麹が浸かるくらいまで加えてよくかき混ぜます。

(お湯を加えるのはこの1回きりで、あとは時間がくるまで待ちます)

(5)とろみが出てフワッと麹の香りがしたら塩麹の完成です。

まだ発酵が進んでいない状態の麹は指で潰してみると硬く白い芯が残ります
(完全に出来上がった状態の場合は、指で簡単に潰せて芯が残りません)

(6)レモンを加える

レモンを搾り器で搾り、レモン果汁と果肉もこそぎ落とします。

(白いわたの部分は使用しないで、皮だけを細切りにします)

でき上った塩麹に、搾ったレモン果汁と果肉と細切りにした皮を入れてかき混ぜます。

(7)できあがり

自家製塩レモン麹の完成です。

(8)清潔な容器に移して冷蔵庫で保存します。

◆レモンの洗い方

国産レモンは防カビ剤(ワックス)を使用していません。出荷の2か月前までに防除(虫よけ)として農薬を散布することはあるそうです。輸入物は防カビ剤をかけていますので皮を使用する場合はよく洗ってから使用してください。

参考:埼玉県消費生活支援センター「防カビ剤の洗い方」より

洗い方

1.流水でよく手で擦り洗いする。

2.スポンジを使ってまんべんなく洗う。これで70%防カビ剤除去できるそうです。

更に

+スポンジ洗いの時、塩ペースト(塩大さじ1、水少々)で擦り洗いする。

重曹食品添加物表示のあるもの)をボウルに水を入れ、小さじ2杯入れボウルの中で擦り洗いする。その後、流水で重曹をよく洗い流す。

3.お湯で15分煮沸する→冷水で冷やしながら擦り洗いする。

 

保存方法

手作り塩レモン麹は酵素が生きているため、賞味期限は冷蔵で1ヶ月くらいです。

風味が落ちていきますので、なるべく早く使い切ってください。

冷凍にすると半年程度の保存がききます。小分けにして保存すると使いやすいでしょう。

 

 
レシピ:塩レモン麹ドレッシングの作り方
サラダ、トマトのカプレーゼにかけても、鶏のから揚げにかけても美味しいですよ
 塩レモン麹・・・・・大さじ1
 オリーブオイル・・・大さじ1
 砂糖・・・・・・小さじ1(ハチミツ可)
 黒コショウ・・・・・少々
(+ワインビネガー又はリンゴ酢小さじ2)