トッピーブログ

ごはん万流!発酵食品の魅力をお届けします

ラップの機能と性能について

なぜ食品用ラップにサランラップクレラップを推奨するのか?

米麹の作り方:洗米の方法で洗米した米を冷蔵庫で浸漬するときサランラップまたはクレラップを推奨しているのか?

ほかのラップではダメな理由があります。

 

サランラップクレラップは材質にポリ塩化ビニリデン(PVDC)を使用しています。
これが高性能ラップなのです。求める性能を満たしています。

◆求める性能とは
・酸素を通さない
・においを通さない
・水分を保持する


参考HP:旭化成「ここまで違うサランラップ
https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/products/saranwrap/difference.html#diftable

www.asahi-kasei.co.jp

 

◆食品用ラップにはラップには3種類あります。

1.ポリ塩化ビニリデン(PVDC)サランラップクレラップに使用されている
特徴:ニオイ移りが少ない
   密着性が高く、くっつきやすくハリ・コシがある
        水分・酸素を通しにくい
   耐熱性は140℃と、電子レンジ加熱に強い
サランラップクレラップに使用されているものです。

 

2.塩化ビニル樹脂(PVC)
特徴:伸縮性に優れ、食材や食器にフィットしやすい
   密着性が高く、くっつきやすい
   価格面はポリ塩化ビニリデンと比べ安価
   小皿用の小さいものから45㎝幅の大きいものまでサイズが豊富
業務用で長期保存には向きませんが、飲食店で短時間ゴミ除けとして、蓋として使用することが多いです。

 

3.ポリエチレン
特徴:単層タイプ→・安価、無添加で環境にやさしい
         ・密着性は低い
   多層タイプ→・複数の素材を重ねた多層構造のフィルム
         ・環境面に配慮された素材
         ・単層タイプに比べ密着性、耐熱性、バリア性に優れている
水分は通しにくいですが、酸素は通しやすいため、野菜や果物など空気を必要とする素材に向いています。
この材質のデメリットは酸素を通すためニオイ移りしやすい点と、耐熱温度が低く電子レンジの使用ができない点です。スーパーなどで使用されているラップです。

 

それぞれの素材が持つ特徴が違うので、食材によってラップを使い分けることで
食材をより新鮮に保存することができます。

 

関連ブログ

htosa.hatenablog.com

htosa.hatenablog.com