玄米(げんまい)は、精米されていない状態の米で、表皮や胚芽が残っています。このため、栄養価が非常に高く健康に良い効果がたくさんあります。
玄米の主な健康効果をご紹介します。
玄米の健康効果
食物繊維が豊富
玄米に含まれる食物繊維は、腸内環境を整え、便秘の予防や改善に役立ちます。
食物繊維は腸内の善玉菌を増やす効果もあります。
食物繊維は消化を助け便秘の改善に役立ちます。また、食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにし、食後の血糖値の急上昇を防ぎます。
ビタミンとミネラルの供給源
玄米にはビタミンB群(B1、B3、B6)、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛などが豊富に含まれています。これらの栄養素はエネルギー代謝、免疫機能、神経系の健康に寄与します。
抗酸化物質が豊富
玄米にはフィチン酸、フェルラ酸、ガンマオリザノールなどの抗酸化物質が含まれており、これらは細胞の酸化ストレスを軽減し、老化の進行や病気の予防に役立ちます。
心臓の健康をサポート
玄米に含まれるマグネシウムは、血圧を下げる効果があり、心血管の健康を保つのに役立ちます。また、玄米の食物繊維はコレステロール値を下げる効果もあります。
玄米の食物繊維と抗酸化物質は心臓病のリスクを低減します。また、マグネシウムは血圧を調整し、心臓の健康をサポートします。
体重管理に役立つ
玄米は白米に比べて満腹感が得やすいため、食べ過ぎを防ぎやすく、体重管理に役立ちます。また、食物繊維が多いため、カロリー摂取を抑える効果もあります。
玄米は低カロリーでありながら栄養価が高く、満腹感を持続させるため、過食を防ぎます。これにより、体重管理や減量に役立ちます。
血糖値の管理
玄米は、低GI食品(グリセミック・インデックスが低い)であり、食後の血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。玄米は精製された白米よりも血糖値の上昇を緩やかにするため、糖尿病の予防や管理に役立ちます。
◆食べるときの注意点
食物繊維が豊富なので消化が難しいと感じる人もいます。
最初は少量から始めて徐々に摂取量を増やすことが良いかもしれません。
また、食塩を1合につき”ひとつまみ程度”入れると食べやすくなります。