【麹蜜シロップ】の作り方

麹蜜(こうじみつ)シロップは、麹甘酒を搾って作ります。
米麹と水を発酵させて作られる天然の甘味料です。麹蜜の甘さは自然由来で砂糖よりも低カロリー、砂糖の代わりに使用できるほか、腸内環境を整える効果も期待できるため、近年注目を集めています。
目次
麹蜜の特徴
麹蜜は、米麹を水と一緒に発酵させた麹甘酒から作られます。この発酵過程で酵素が働き、米のデンプンが糖に分解されることで甘さが生まれます。添加物を一切使用せず、自然由来のプロセスで作られるため、安心して摂取できます。また、米由来のやさしい甘さと豊かな風味が特徴です。
麹蜜の健康効果
腸内環境の改善
米麹には腸内細菌のバランスを整える効果があり、便秘の解消や腸内環境の改善に役立ちます。善玉菌を増やす働きがあり、免疫力向上にも寄与します。
低カロリーでダイエットに最適
麹蜜は砂糖よりも低カロリーで、血糖値の急激な上昇を抑えるとされています。健康的な甘味料として、スイーツや飲み物に使うことでカロリーを抑えつつ甘さを楽しめます。
麹蜜の使い方
麹蜜はヨーグルトにかけたり、パンケーキのシロップとして使ったり、ホットドリンクに溶かして飲むのもおすすめです。また、砂糖の代わりに煮物やドレッシングに加えることで、コクと甘さを自然にプラスできます。
麹蜜の作り方
まずは麹甘酒を作ります。
〇ご飯と米麹で作る方法
ご飯に、米麹を加えて発酵させる方法です。
“うす作り”ともいわれ、少なめの麹で美味しい甘酒ができ、麹特有の甘みがマイルドになるのが特徴です。
ヨーグルトメーカーで作ると簡単で失敗しません。
・炊き立てご飯を60℃以下に冷まし、麹を加えよく混ぜ、ヨーグルトメーカーの容器に入れ、麹菌の酵素がよく働く55~60℃の温度を8時間程度キープして完成です。
◆材料
・米麹 100g (乾燥麹)
・ご飯 100g(60℃に調整)
・お湯 200cc(60℃に調整)
作り方
1.麹と炊いたお米で麹甘酒を作ります。下記をご参考ください。
2.ボールにザルを置き、その上にガーゼ、さらし布等を敷いて、できた麹甘酒を濾す
3.そのまま冷蔵庫で一晩10時間以上置いておく
※手でギューギュー搾ると米が糊状になって、煮詰めたとき固くならなくなってしまう恐れがあるので、手で搾りすぎないのがコツ
4.3.を鍋に入れて中火で煮詰めていく、とろみが出てきたら弱火にして、ヘラで混ぜながら、お好みのとろみの状態で出来上がり。煮詰めていく加減でキャラメル様にまでできます
5.熱いうちに清潔な容器に入れて、粗熱が取れたら蓋をして冷蔵庫で保存してください
出来上がり量の目安
写真:濾した直後の状態
・麹甘酒(濾す前) 400cc(230ccは濾した残りになります)
・麹甘酒を濾した直後 170cc(半分くらいまで絞れます)
・煮詰めて 80cc(できあがり量)
甘酒を濾した残りは、まだまだ甘いので砂糖の代わりに料理に使ったり、べったら漬けの漬け床に使ったりしてください。
麹蜜の保存と注意点
麹蜜は無添加のため、冷蔵保存がおすすめです。開封後は早めに使い切るようにしましょう。
濾した後の麹甘酒の使い方
捨てるなんてもったいない、有効活用しましょう。
甘酒を濾した残りは、まだまだ甘いので砂糖の代わりに料理に使ったり、べったら漬けの漬け床に使ったりしてください。砂糖の代用する場合は、2倍量=小さじ1なら、小さじ2使用してください。自然由来の優しい甘さとコクがプラスされます。
以下に、参考までにレシピを載せておきます。
大根のべったら漬け

作り方
1.大根はよく洗い、皮付きのままいちょう切り、または薄切りにする
2.1.を容器に入れ、重石を載せて、粗塩で1~2日塩漬けする
3.塩漬けした大根は水気をよく絞り、ポリ袋に入れる
4.3.に甘酒を濾した残りと鷹の爪(輪切り)を入れ、手でよくもみこむ
5.そのまま冷蔵庫で1日漬けてできあがり
漬物に粗塩を使う理由はこちらをご覧ください。
挽肉中華そぼろ煮

作り方
1.干しシイタケを水で戻す。水で戻したシイタケは細切りにする
2.鍋にごま油をいれ、合い挽肉を炒める。
3.シイタケを入れ、火が通るまで炒めてから、シイタケの戻し汁を入れる
4.沸騰したら甘酒の濾し残り、しょうゆ麹、酒、すりおろしショウガ、オイスターソースを入れる
5.煮詰まってきたところでごま油をかるく回しかける
6.火を止め、水溶き片栗粉でとろみをつけてできあがり
まとめ
自然の甘さと健康効果を併せ持つ麹蜜シロップを、ぜひ日々の食事に取り入れてみてください。