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ごはん万流!発酵食品の魅力をお届けします

ヨーグルトメーカーで作るしょうゆ麹

時短&簡単な作り方!ヨーグルトメーカーを使った作り方

ヨーグルトメーカーを60℃にセットして8時間ほど保温して出来上がります。
混ぜたりする必要がなく時短になるので、忙しい人にはぴったりの方法です。

 

塩麹ブームとともに注目されているしょうゆ麹
いつもの料理にプラスするだけで料理が簡単にワンランクアップします。
旨味成分グルタミンは塩麹の10倍あるといわれています。
食材を漬け込むと、やわらかくしっとりと仕上がるだけでなく、旨みが増して奥深い味わいになります。

醤油麹にはさまざまな効果が期待できます

◇そのまま醤油を使うよりも減塩になる・・・旨味成分のおかげで塩分を控えられます。
醤油麹に含まれる旨味が塩分の代わりになることで美味しく減塩することができます。

◇料理の旨味・食感がアップ・・・生野菜などと和えるだけでも、アミラーゼにより旨みやコクが引き出されて美味しくなります

◇お肉や魚を柔らかく消化しやすくする・・・タンパク質を分解する酵素も含まれており、消化を助ける効果が期待されています

◇発酵食品「腸活」・・・醤油麹を習慣的に食べて腸内環境が整うことで、便秘解消や美肌効果など美容にも嬉しい効果を実感できます

 

しょうゆ麹は、簡単に手作りできます

ヨーグルトメーカーを使った作り方をご紹介します。
温度調整機能が付いているものが多いので、しょうゆ麹作りに適しています。
温度を安定してキープできるので失敗しづらいです。

米麹さえ用意すれば、身近な道具でOK!比較的スーパーなどで入手しやすい乾燥麹を使った作り方を紹介します。

 

 
生麹は麹菌が生きているので酵素の力が強い半面、保存期間が短く、一方の乾燥麹は保存期間が長く取り扱いしやすいです

 

 

◆道具  ・混ぜるのに使う大きめのボウル
 ・混ぜる用のスプーンやへら
 ・密閉できる保存容器(タッパーなど)
 カビを防ぐためにも、保管するタッパーや混ぜるスプーンは雑菌が付かないよう、清潔なものを使用してください。
◆材料  ・米麹    100g(乾燥麹)
 ・しょうゆ  150cc
 ・水     50cc

◆手順
 (1)乾燥麹はボウルでほぐします。
 (2)先に水50ccを入れ、そのあとしょうゆを150cc全て注ぎ、しっかりかき混ぜます。
 (3)ヨーグルトメーカーに入る容器に移して、軽く蓋をして60℃,8時間に設定して保温してください。
 (4)1~2時間で麹が液体を吸って麹の粒が表面に出ていたら、麹が液に浸かるくらいまでしょうゆを加えてかき混ぜます。
 (5)しょうゆを加えるのはこの1回きりで、あとは時間がくるまで待ちます。

 

できあがり

しょうゆ麹は、とろみが出てフワッと麹の香りがしたら完成です。
出来上がりの判断があいまいな場合は、米麹の粒を簡単に指で潰せるかどうかを
目安にしてください。
まだ発酵が進んでいない状態の麹は、指で潰してみると硬く白い芯が残ります。
完全に出来上がった状態の場合は、指で簡単に潰せて芯が残りません。

とろみのあるしょうゆ麹ができたら、保存容器に移して蓋をして冷蔵庫で保存します。

失敗したかな?

まだ芯が残っているような状態の場合は、醤油を少量全体が浸かるぐらい足してさらに1~2時間60℃でヨーグルトメーカーにいれます。温めることで酵素がよく働き発酵が進みます。

しょうゆ麹の表面に赤やグレー、青、緑など色が付いている場合はカビです。食用できませんので残念ですが廃棄しましょう。

しょうゆ麹の賞味期限

手作りしょうゆ麹の賞味期限は、冷蔵で約1ヶ月ほどになります。水でのばしている分保存期間が少々短めです。
風味が変化してくるので、できるだけ早めに使うよう心がけるのが大切です。
冷凍庫なら3ヶ月くらい。完全に固まらないので解凍せずにすぐ使えますが、カビなどの雑菌の繁殖を防ぐため小分けにして保存するとよいでしょう。