塩麹は米麹と塩を使って作られる調味料で、便利な発酵万能調味料です。
肉や魚を漬け込んで焼き物、炒め物に、野菜を漬け込んでも手軽に副菜ができます。
いろいろな活用方法がある塩麹を手作りして我が家の味付けを見つけましょう。
時短&簡単な作り方!ヨーグルトメーカーを使った作り方
ヨーグルトメーカーを60℃にセットして8時間ほど保温して出来上がります。
混ぜたりする必要がなく時短になるので、忙しい人にはぴったりの方法です。
米麹さえ用意すれば、身近な道具でOK!比較的スーパーなどで入手しやすい乾燥麹を使った作り方を紹介します。htosa.hatenablog.com
株式会社 伊勢惣 みやここうじ
塩・・・粗塩、天日塩などミネラル豊富な塩を使ってください。甘み、コク、旨みが増します
水・・・ミネラルウォーター軟水、ろ過機を使った浄水を使ってください。アルカリ水は×、麹が発酵しにくくなります
◆手順
(1)乾燥麹を手でほぐして塩とボールに入れてよく混ぜる。
手荒れの心配がある人はしゃもじを使って混ぜます。
(2)水を加えて馴染むまで混ぜ合わせます。
(3)ヨーグルトメーカーに入る容器に移して、軽く蓋をして60℃、8時間に設定して保温ください。
(株)ドリテック ヨーグルトメーカー
メーカーによっては発酵時間が違いますので説明書に従ってください
(4)1~2時間で麹が液体を吸って麹の粒が表面に出ていたら、麹が液に浸かるくらいまで60℃に調整したお湯を加えてかき混ぜます。
(お湯を加えるのはこの1回きりで、あとは時間がくるまで待ちます)
(5)できあがり
とろみが出てフワッと麹の香りがしたら自家製塩麹の完成です。
まだ発酵が進んでいない状態の麹は、指で潰してみると硬く白い芯が残ります
完全に出来上がった状態の場合は、指で簡単に潰せて芯が残りません。
(6)出来上がった塩麹をフードプロセッサーでピューレ状にします。
清潔な容器に移して冷蔵庫で保存します。
〇失敗しないコツ
塩麹作りの失敗しないコツは、なんといっても温度を55~60℃程度に保ち続けることです。温度が下がれば発酵が進まず、逆に温度が高くなれば酵素が失活します。(効果がなくなくなってしまいます)
ヨーグルトメーカーは、温度調整機能が付いていますので失敗しにくいです。
〇塩麹の賞味期限
手作り塩麹は酵素が生きているため、賞味期限は冷蔵で1ヶ月くらいです。
風味が落ちていきますので、なるべく早く使い切ってください。
冷凍にすると半年程度の保存がききます。完全に固まらないので解凍せずにすぐ使えますが、カビなどの雑菌の繁殖を防ぐため小分けにして保存するとよいでしょう。